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ワールド・エレクション 感想

ワールド・エレクション(Whirlpool)の感想です。

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公式サイト:ワールド・エレクション 公式WEBサイト
発売日:2016年2月26日

①評価:B+
無駄に設定だけ凝って設定を活かせていません。

以下、重大なネタバレを含みます。 

 

②自分の攻略順・おすすめの攻略順
自分は、クルル(TRUE含む)→パーフィル→伊織→ソフィア→ファウラ→その他ミニルートという順番で攻略しました。
おそらくクルルルートを一番最後に回すのがいいのでしょうが、最後の最後にがっかりということにもなりかねないとだけ言っておきます。
ミニルートは本当にすぐ終わるのでやりたいときにやるのがいいかと思います。

③共通ルート・個別ルート感想

・共通ルート
よくある異能バトル系の設定ですね。
クルルを除く主要ヒロインは最初から好感度MAXで、クルルも出会ってからは主人公にべったりなので実質全員好感度MAXからのスタートでした。
内容は生徒会長の座を巡ったドタバタ展開で、ライトノベルみたいだという印象を受けました。
ちゃんと各ヒロインの掘り下げもあるので、展開としては悪くないです。

ここから不満になりますが、共通ルートをプレイしていて自分が感じたのは、照れ隠しが単調だということです。
伊織・パーフィル・ファウラの3人は主人公のことが好きだけど素直になれないというタイプで、その3人が毎回照れる度に照れ隠しで主人公にきつくあたるという行動を繰り返すので、読んでいてまたこのパターンかと思うことが多かったです。
また、メロウが事ある毎に理不尽な迷惑を振りまくので、これも上と同じく単調に感じました。
単調という件からは離れますが、一番酷かったのはムシュアですね。
勝手に勘違いして逆ギレ、理不尽に人を貶めるなんてただのクズでしょう。普通に不快でした。
なんというか、キャラクターの扱いが雑というのが感想ですね。
ドタバタ展開というより単に理不尽を被ってるだけに感じました。
いくら物語の中の話とはいえ、度が過ぎる理不尽は不快でつまらないです。
ボリュームはそこそこありますが、内容が微妙でした。

・クルルルート&TRUEルート

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いろいろとストーリーに思うところがあったので、一度プレイするだけではなく共通ルートからTRUEルートまで通してわりと丁寧に読み直した上で感想を書いています。
まずクルルルートですが、なかなかのBADENDですね。
破壊神としてのクルルは世界から隔離されて一人ぼっちと。
内容はさておき、展開が唐突だと感じました。
クルルの心情描写はほぼ皆無であり、意味深な発言も片手で数えられる程度なのでこれは偏に描写不足によるものだと思います。
クルルが特に思い悩むこともなく別れを受け入れているので、いまいち悲しい別れって感じがしません。
他にも、クルルがいつから自分のことを理解していたのかということも気になったのですが、いくら考えても「描写不足」か「特に悩むことなく別れを決意した」という結論にしか至れなかったので割愛します。
TRUEルートに繋がる大切なルートなのだからもう少し気合い入れて書いてもらいたかったです。

TRUEルートでは色々と設定が追加されましたが、機械帝国と幽界(クルル)の目的は理解できましたし、設定には特に問題はないと思います。
問題はその後で、突如明かされる主人公の能力の実態ですね。
複数コピー出来ることは、このタイミングで明かさなくてはならなかったのでしょうか?
共通ルートあたりで昔話として明かしておけば良かったのではないでしょうか。
クルルにどう立ち向かうのか気になっているところで、いきなり能力の隠された追加設定を出されて肩透かしを食らった気分です。
その後のラストバトルも良いといえる出来ではないです。
主人公無傷で圧勝とか世界守るの簡単ですね。

ここまでストーリーにはボロクソ言いましたが、キャラとしてはとても可愛かったです。
共通ルートからずっと独特のテンポで会話を繰り広げて、見ていて和みます。
それだけにストーリーの出来が残念です。

・ソフィアルート

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このゲームの中で一番出来のいいルートだと思います。
すぐにくっつく他のルートに比べて、恋人になるまでに一悶着ありますし、その後の展開についても特に不満はないです。
ソフィアも人として(魔族だけど)大きく成長出来ていて良い話だと思います。

・伊織ルート
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ツンデレ妹は大好物です。
個別ルート入ってからはツンよりデレの方にだいぶ偏ってましたが。
よくある兄妹故の衝突とかはなく普通にイチャラブしてましたね。

・パーフィルルート
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大天使パフエル。
元々素直になれないだけだったので個別ルート入るとデレデレで可愛かったです。
イチャラブしながら天使としても成長出来たようで良かったですね。

・ファウラルート
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個別ルート入ってから常に発情してた印象しかないです。
生徒会しながらイチャイチャしてただけですね。
一番内容が薄かったように感じます。

・その他ミニルート
各キャラ小イベント+Hシーンといった感じでした。
好きなサブキャラがいる人には嬉しいってくらいですね。
ミナヨルートのミナヨとマザーの会話がこのゲームで一番面白かったです。
他に特に言うことはありませんが、管理人さんの能力が使われるクルルルートをクリアしてからしか管理人さんの能力を知れないのはどうなのかと思いました。
主人公の「見るのは初めてか?管理人さんの能力だ」っていうセリフはもしかするとプレイヤーに向けたものなのでしょうか。
どういう順番で攻略してもあのシーンで初めて見ることになりますからね。

④その他
個別ルートが短すぎです。
共通ルートがそこそこ長いのもあって余計に際立ちます。
話の展開はよくても文章量が少なくて表現しきれていません。
イチャラブの質自体は悪くはないけれど、最初から好感度MAXというのもあって恋人になってもあまり変化が感じられませんでした。
絵は可愛いのにシナリオで損しているゲームだと思います。
シナリオに関しては評価低いですが、システム面はかなり優れています。
基本的なシステムに加え、ボイスの登録鑑賞、共通個別どこにでも飛べるシーンジャンプ機能、Hシーン以外のCGがあるシーンの鑑賞、など至れり尽くせりです。
シナリオには不満が多いものの、シナリオ以外は良いので評価Bと悩みましたが評価B+とさせていただきました。

以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。