感想処。

ボキャ貧がエロゲの感想を書くだけのブログです。評価はAが普通です。

フレラバ ~Friend to Lover~ 感想

フレラバ ~Friend to Lover~(SMEE)の感想です。

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公式サイト:フレラバ 〜Friend to Lover〜オフィシャルホームページ
発売日:2013年6月28日

①評価:A+

以下、多少のネタバレを含みます。

 

②自分の攻略順・おすすめの攻略順

自分は、ゆずゆ→陽茉莉→理奈→岬、という順番で攻略しました。
おすすめの攻略順はありません。好きな順番で良いと思います。

③共通ルートの感想・個別ルートの感想

・共通ルート

日常会話に関してはいつものSMEEといった感じで、自分の求めていた面白さはありました。
ただSMEEの他の作品と比べると少し寒いネタが多かったような気がしないでもないです。

この作品では、ヒロインとの会話で好感度を上げるという正直言って古臭いシステムが採用されていますが、個人的には良かったと思います。
SMEEの良い点は、日常パートが面白い点とヒロインとの恋人関係に重点を置いている点だと思っているのですが、その恋人関係に至るまでの過程として、ヒロインと何回も会話をして好感度を上げていくというシステムはSMEEの作風によく合っていました。
特に会話に入る前のヒロインの反応がとても気に入っていて、初めはぎこちなかったり興味なさそうだったりするヒロインが、徐々に会話を楽しみにしているような反応を見せるようになるのが良かったです。

・皆原陽茉莉 ルート

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一番好きなヒロインであり一番好きなルートでもあります。
まず最初のぎこちない幼馴染関係が妙にリアルで良かったです。
そこから疎遠になっていた誤解を解いて再び仲良くなった際の距離感も良かったと思います。
最も気に入っているのが最後に明かされた陽茉莉が幼馴染であることを隠していた理由です。
幼馴染で初恋の人でもあったけれどそれとは決別して、もう一度ただの陽茉莉として主人公のことを好きになるというのに胸をうたれました。
幼馴染であることを周囲の人に一切バラさなかったのも、秘密の関係というような感じがして非常に良かったです。
ピュアな可愛い系のキャラでありながらボケもツッコミもいじられキャラも出来る良いキャラでした。

・望月理奈 ルート

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共通ルートまでの悪友のノリで行くのではなくギャップ萌えで攻めてくるルートでした。
こういうような弱みを沢山見せてくれる恋人関係というものもなかなか良いと思いました。
最後に理奈と両親との関係が全く改善されないで終わってしまったのは少し気になりました。

・柊ゆずゆ ルート

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ルートに入るまでのツンデレ具合は好きだったのですが、ルートに入ってからはツンが消えて完全にデレデレだったので、ルートに入る前の方が好みでした。
別に内容が悪いわけではなくしっかり恋人していましたがデレデレしすぎていて、どうしてもツンツンしているゆずゆの方が好きだったのでそっちの方が良いと思えてしまいました。

・沢渡岬 ルート

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共通ルートで名前が出ただけで他のルートには全く登場しないので、とても隠しキャラ感がありました。
口下手だけど面白キャラといった感じで、陽茉莉の次に気に入っています。
モブの先輩達が少しウザかったですが、ルートとしては全体的に面白さも恋人らしさもあって良い出来だったと思います。

④その他

それほど数をやっているわけではないですが、SMEEのゲームが非常に気に入っているため購入しましたが、期待通りSMEEらしい面白さと恋人らしさを兼ね備えた良い作品でした。
次回作である『ピュア×コネクト』と舞台が同じくこちらの方が半年程後という設定なので、『ピュア×コネクト』をやっていると少し楽しめる要素があって良かったです。
次々回作である『カノジョ*ステップ』は、『フレラバ』を模して作られたというのを聞いたことがあったのですが、確かにヒロインと会話をするか会いに行くかという差はありますが、その他の構成はほぼ同じでした。
十分満足できたので評価はA+とさせていただきます。

以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。