感想処。

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pieces/渡り鳥のソムニウム 感想

※2019年4月30日 評価下げました

pieces/渡り鳥のソムニウム(Whirlpool)の感想です。

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公式サイト:pieces/渡り鳥のソムニウム|Whirlpool
発売日:2019年3月29日

①評価:B+

以下、ネタバレを含みます。

 

②自分の攻略順・おすすめの攻略順

自分は、ありす→紬→深織→結愛、という順番で攻略しました。
おすすめの攻略順は、ありす・深織→紬→結愛、です。

 

③感想

初めからTRUEの内容に触れていきますが、ラストの展開自体は良かったと思います。
夢の世界から現実世界へと帰って現実で再会するという流れは、まあ面白い展開ですし、一人ずつ段々と帰っていくシーンはかなり良かったと思います。
ただそこまでの流れが良くなかったです。急に世界の理とかいう上位の存在が出てきてどうなるのかと思ったら、主人公が住人にアンケートとって全員この夢の世界が終わるのに賛成だから終わり、というのは流石に軽すぎると感じました。
あと主人公が現実に帰れないという件は必要ないと思いました。再会を誓って別れて現実で再開という流れで十分綺麗であるのに、再会を誓ったけれど最後の最後でやっぱり無理というのは綺麗な流れに傷をつけただけに感じました。結局現実世界に帰りますし。

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TRUE以外の他のルートは何とも言えない出来で、特に感動するところはありませんでした。
個人的にはここが最大の問題で、TRUEの現実世界へと帰っていくシーンを感動的に見せるには、別れたくないと思えるだけの過程があると良いのですが、本作にはそこまでの過程は見受けられませんでした。
個別ルートの出来が良ければその分TRUEの評価も上がり全体の評価にも繋がったと思うので、個別に力を入れてほしかったです。

結愛ルートの主人公が連絡も無しに待ち合わせに数時間遅れたり、結愛を騙して顔を見ただけでトラウマで過呼吸起こすような相手に合わせたりしたことには少し苛立ちました。

 

④その他

TRUE最後の別れと再会はかなり良かったですが、他はそこまで良くないといった出来でした。
シナリオへの期待は正直かなり低かったので褒められる部分があっただけ良かったです。
評価はB+とさせていただきます。

 

以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。