缶詰少女ノ終末世界 感想
缶詰少女ノ終末世界(SILKY'S PLUS)の感想です。
公式サイト:缶詰少女ノ終末世界
発売日:2019年4月26日
①評価:B
以下、多少のネタバレを含みます。
②自分の攻略順・おすすめの攻略順
一本道のため攻略順はありません。
③感想
ただただ、単純に面白くなかったです。
ここからどう面白くなるのかと思い続けていたら終わりました。
面白くなりそうな展開は何回かありましたが、そこから一切広がりませんでした。
特に酷い例を一つ挙げると、更紗が急に狂ったこのシーン。
こういう展開自体は好みなのでここからどうなるのかと思ったら、急に終わり別シーンへ飛びました。意味が分かりません。
他にも面白くなりそうな展開はありましたが、面白いと感じた点はありません。
一本道なりに選択肢はありましたが、どれも選択肢の先は1分もかからずに終わるような必要性がないものでした。
先ほども不満を述べた更紗のシーンの選択肢が特に酷く、自殺しようとしている更紗を叫んで止めるといった描写が読むのに1分もかからない文章で描かれており、正しい選択肢を選んだら1文字も挟まずに別シーンに飛びます。意味が分かりません。
終盤の更紗との避難生活は、自分がこの作品の内容として予想していた方向性でしたので、良さそうに見えました。
ただ見えただけでその先の展開が酷すぎます。終末をどう乗り切ったのかも描写ないですし、何も分かりませんでした。
日本の数ヵ所にミサイルが落とされ電波が死んでいる状態でまるで学校の昼休みのようなBGMが流れていて、この作品で一番笑えました。
時間が何回も飛び、飛ぶたびに状況が変わっているにも関わらず、一度たりとも詳しい説明はなく会話等から拾って状況を整理しないとならない点も、意味の分からなさに拍車をかけていました。
フルプライスにしては短い、日常会話もあまり面白くない、恋愛要素も薄いと、内容以外も褒める点は特にありません。
④その他
そこまで高い期待をしていたわけではないですが、予想を遥かに下回る出来で残念でした。
感想を書くときは何かしら褒めるようにしているのですが、褒める点が全然浮かびませんでした。主人公=ツバキという設定が面白そうで、最も褒められる点ですかね。
評価はB+かBで悩みましたが、不満点がかなり多いためBとします。
シルキーズプラスは結構信用してましたが、改める必要があると感じました。
以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。