恋する気持ちのかさねかた 感想
恋する気持ちのかさねかた(ensemble)の感想です。
公式サイト:恋する気持ちのかさねかた
発売日:2015年11月27日
①評価:B
これはイラスト集であり、おまけとしてストーリーがついてくると思った方がいいです。
以下、多少のネタバレがあります。
②自分の攻略順・おすすめの攻略順
自分は、沙織→美桜→ひより→由希江→朱子という順番で攻略しました。
おすすめの攻略順はありません。好きにプレイすると良いと思います。
③共通ルート・個別ルート感想
画像を張るために時間を割こうとは思えない出来なので画像はありません。
・共通ルート
最初に舞台設定とヒロインの説明から始まった
と思ったらそれだけで共通ルート終わりでした。
ルート分岐の選択肢がやたら早いのでまだ共通ルートあるのかな?と思いましたが、そんなことはなかったです。
このルート分岐の選択肢ですが、ゲーム内の日数で二日目にあります。あまりにも早すぎます。
美桜は1度会話してルート分岐直前に存在を確認しただけ、朱子に至っては1度会話しただけでCGすら無しという状態でルート分岐を迎えます。
絵が綺麗だと思いました。
それ以上の感想を抱きようがないです。
・月島沙織ルート
金持ちのお嬢様にありがちなテンプレストーリーでした。
他のルートと同じように問題が起きて解決して、というように話は進んではいましたが、良い話だと感じる点が全く無く、つまらないルートでした。
一番大事なところをカードゲームで決めるのはどうかと思います。
・柊美桜ルート
1度会話をしただけの関係から恋人までの進展が早すぎますが、展開自体はそう悪くなかったです。
こういうタイプのツンデレはとても好きです。
美紀さんのセリフで「いつも美桜の近くにいてくれる、蓮君じゃないと……」というセリフがありましたが、出会ったのはつい最近で一緒にいるのはここ数日だけだったんですけど、と言いたくなりました。
・鳴海朱子ルート
個別ルート入る前に一度会話しただけの関係でしたが、数日で主人公の家に転がり込みます。なんなんだこいつ。
内容もビーチバレーしてるだけで、特に面白くありませんでした。
・久遠寺ひよりルート
他のルートよりも恋人になるまでが長く、内容も悪くはないので、このゲームの中ではいいルートだと思いました。
個人的に一番好みのキャラクターでした。まあまあ可愛かったです。
終盤に、出かけていたところを先生に呼ばれたというシーンがありましたが、二人で出かけているところは描写しないんですね…。
・鏑木由希江ルート
ド変態先輩。
他のルートよりイチャイチャが多いのは良かったです。
何故か他のルートにはほぼないデートもありましたしね。
話の内容自体は、選挙のことで色々と仕事してるだけなので特に面白くなかったです。
④その他
ボリューム薄すぎです。
初見プレイで、始めから個別ルート1つ終了まで2時間くらいでした。
展開自体はそこまで悪くありませんでしたが、いかんせん文章量が少なすぎました。
そのせいでキャラクターの可愛さも表現しきれていません。
恋人らしいことも全然せず、キスとセックスと手料理くらいです。
家が隣の由希江以外は個別ルートに入ってすぐ家に転がり込むワンパターンな展開で、ライターは話を作るのが下手なんだろうとしか思えませんでした。
実際、内容も面白くないですし、いい話だとすら感じられないルートばかりでした。
共通ルートを3~4倍、個別ルートを2~2.5倍ほどの長さにして、イチャラブ増やせば凡作程度にはなれたと思います。
システム面はジェスチャー機能がついてるものの、それ以外は最低限といった印象です。
オートセーブありましたが、一通りプレイして2つしかオートセーブされてないので必要ないですね。
評価Cにするか迷いましたが、絵が綺麗で美桜ルートとひよりルートの展開は悪くなかったので、評価Bにしておきます。
以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。