Summer Pockets REFLECTION BLUE 感想
Summer Pockets REFLECTION BLUE(Key)の感想です。
公式サイト:Summer Pockets REFLECTION BLUE | Key
発売日:2020年6月26日
①評価:S
この作品は、下記リンクの『Summer Pockets』に新規ルートが追加されたものですので、購入の際にはこちらのみ購入すれば問題ありません。
以下、ネタバレを含みます。
②自分の攻略順・おすすめの攻略順
自分は、識→美希→静久→(前作範囲)→うみ、という順番で攻略しました。
おすすめの攻略順ですが、前作未プレイの方は、最初に蒼、静久より先に紬、最後にしろは、の三点を気にすると良いと思いました。
前作既プレイの方は、好きな順番で良いと思います。
③感想
前作範囲は前作の感想記事で書いたので割愛します。
新規追加ルートは美希・静久・識・うみの4ルートで、美希ルートは夢の話あたりが結構ふざけていて面白かったり、静久ルートは最初から最後まで紬が滅茶苦茶良い子だったりと良い点がありましたが、識ルートとうみルートが特に良かったです。
識ルートは、序盤から可愛さと面白さで十分楽しめていたのですが、終盤からの展開でとても引き込まれました。
何かを成し遂げるために強い意志で人知れず行動しているタイプのキャラクターが大好きなので、とても好みなキャラと内容でした。
新キャラであり鬼の伝承という本筋と全く関係なさそうな話が展開されるのかと思っていましたが、そこまで浮いている話というわけでもなく良い仕上がりで良かったと思います。
うみルートはというと、Pocketの締め方が前作と少し変わっており、前作より切なさは控えめでハッピーエンド寄りの終わり方をしていたので、その後のうみルートで何の話をするのかと疑問に思っていたのですが、本筋に関わる話を何もしないことで綺麗な締め方になっていて素晴らしいと思いました。
このルート単体で見ると、ただただうみと主人公が仲良く遊んだり些細なことで喧嘩したりと、至って普通の親子のような生活をしているだけではあるのですが、このルートに至るまで今作をプレイしていれば、このような普通の生活が間違いなく感動的に刺さるからこその内容であり、締めにふさわしい内容だと感心しました。
終盤で主人公の水泳部の問題についても解決されており、前作の切ないエンドとは違った晴れやかなエンドになっていて、とても良かったです。
④その他
自分は前作プレイ済なのでほぼ新規追加部分のみをプレイしましたが、それでも満足度は高かったです。
新規追加分だけの評価とするか前作範囲も含めて評価かを迷いましたが、前作範囲も全て含めた評価として、評価Sとさせていただきます。
以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。