ハピメア 感想
ハピメア(Purple software)の感想です。
公式サイト:ハピメア
発売日:2013年2月28日
①評価:A+
以下、ネタバレを含みます。
②自分の攻略順・おすすめの攻略順
自分は、咲→舞亜→弥生→景子→有栖、という順番に攻略しました。
おすすめの攻略順ですが、舞亜は咲の前後どちらか、有栖は最後に攻略すると良いと思います。
③共通ルート・個別ルートの感想
・共通ルート
初めは夢の場面がコロコロ変わるので戸惑いましたがしばらくしたら慣れました。
主人公に対するいじり方がワンパターンなように感じましたが、それ以外は良かったと思います。
・蓮野咲 ルート
共通ルートから語られてきた舞亜の話でした。
他のルートはヒロインだけの問題だったのに対し、このルートは主人公自身も絡んでいる話だったので、他のルートより良く感じました。
終わり方も、主人公と咲と二人で舞亜を乗り越えていて良かったです。
TRUEルートは有栖ルートですが、個人的には咲ルートが一番出来が良かったように感じます。
・内藤舞亜 ルート
咲ルートのバッドエンドと言っていいルートでした。
まあ設定的に舞亜と結ばれたらハッピーエンドにはならないので仕方ないですね。
ルートの内容とは関係ありませんが、この作品における舞亜の立ち位置がとても良かったと思います。
共通ルートから明らかな悪役で主人公の弱点そのものであり、咲ルートでは最後に乗り越えなくてはならない存在ではありましたが、単純な悪役ではなく主人公と咲に対しては常に味方で、TRUEルートでも嫌いな有栖を救うのに協力してくれていて、憎めない悪役といった感じのキャラでした。
・弥生・B・ルートヴィッジ ルート
ありがちなヒロインが引っ越してしまう話でした。
別に悪くはなかったですが、使い古されたネタなのでいまいち良いとは思えませんでした。
・平坂景子 ルート
共通ルートで、他のキャラよりも夢に囚われたこともあってか、個別ルートでは景子自身はそこまで危機的な状況にはなっていなかったように感じます。
終盤でも夢に囚われることなく、ちゃんと自分を保てていたのは良かったと思います。
そういった点や、他のキャラとは違い初めから好感度が高いわけではないので、このゲームでは一番恋人していたように見えました。
・鳥海有栖 ルート
他のルート全てを夢オチにしてしまうのは少しどうなのかと思いました。
しかしTRUEルートなだけあって内容と終わり方は良かったです。
一度夢に負けてしまった主人公が同じように夢に負けそうになっている有栖を救うというのは、よくあると言えばそうかもしれませんが、良い展開だったと思います。
④その他
共通ルートから個別ルートまで内容に違いはあれど、全て夢や自分の弱さに負けるなという話で一貫していて良かったと思います。
ボリュームもなかなか多かったです。
そこそこ楽しめたので、評価はA+とさせていただきます。
ダブルパックを購入したためFDも手元にあるので、次はそちらをプレイしようと思います。
以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。