君と目覚める幾つかの方法 感想
君と目覚める幾つかの方法(Navel)の感想です。
公式サイト:http://www.project-navel.com/kimimeza/
発売日:2018年5月25日
①評価:S
以下、多少のネタバレを含みます。
②自分の攻略順・おすすめの攻略順
自分は、舞花→みこと→初音→最終章(初音→舞花→みこと)、という順番で攻略しました。
おすすめの攻略順はありません。そもそも舞花とみことのどちらから攻略するか以外選択の余地がありません。
最終章もルート分岐がありますが、3シーンほど変わるだけなのであまり順番は関係ありません。
③感想
足を売られた上にろくに会話もできないような状態だった初音が、徐々に馴染んでいき、笑顔を見せるようになるだけでも心温まる良い話でした。
しかしそれだけでは終わらず、 上大月との対決ではこれまでの心温まる話とは一転し熱い展開でした。
絶望的な状況からの反撃という流れはやはり熱いですね。
初音が一人で歩き、毅然とした態度で上大月に立ち向かうシーンはとても良かったです。
個別ルートは再び穏やかな雰囲気に戻り、共通ルートで頑張って手に入れた幸せを謳歌していて良かったです。
幸せそうに普通の女の子として暮らしている初音は見ていて微笑ましかったです。
また、最終章でも共通ルートのような熱い展開がありこちらも楽しめました。
ニースヴィルによって引き起こされたものではありますが、オートマタの人類への反逆というのは良い展開でした。
皆で力を合わせて反逆を食い止める総力戦で、とても面白かったです。
内容も良かったですし、エピローグも良い終わり方でした。
最初とは真逆で、初音が主人公を支えてあげているのがとても感動的でした。
被害を受けた主人公とオートマタの3人も最後には元に戻り、綺麗なハッピーエンドだったと思います。
初音のことばかりに書いてしまいましたが、他のキャラも全員見せ場があり好きになれますし、とても良い出来だったと思います。
④その他
心温まり、熱い展開もあり、感動できる、と隙がなく文句のつけようがありませんでした。
唯一気になったのは最終章のBADENDを必ず通る必要はないのではないかと感じた点くらいで、他は全く不満なくプレイできました。
それなりに期待はして購入しましたが、予想を遥かに超えて楽しめたので、評価はSとさせていただきます。
良い作品でした。次回作も期待してます。
以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。