さくらの雲*スカアレットの恋 感想
さくらの雲*スカアレットの恋(きゃべつそふと)の感想です。
公式サイト:さくらの雲*スカアレットの恋 | オフィシャルサイト
発売日:2020年9月25日
①評価:A+
以下、ネタバレを含みます。
②自分の攻略順・おすすめの攻略順
攻略順はありません。
③感想
前々作の『アメイジング・グレイス』は終盤が面白いものの中盤がかなり雑な出来でしたが、今作は序盤から終盤まで面白かったです。強いて言えばラストがもう少し盛り上がってほしかったくらいで、不満という不満はありません。
特に好みだったのはメリッサルートで、完全に個人的な趣味ですがミステリー好きなので典型的なミステリー感溢れる内容で良かったです。
さらにラストのメリッサの能力を明かすシーンが最終章への導入として完璧だったと思います。
最終章を目前に帝都に存在する唯一の異能者が味方であることが判明し、今後この能力を使ってどうなっていくのか、異能者でない加藤はどのように天災までも操っているのか、など続きが気になる締め方で良かったです。
メリッサルート終わったら休もうと思っていたのですがそのまま最後までプレイしてしまいました。
その導入から繰り広げられる最終章も面白かったです。
加藤の倒し方が若干あっさりしているとも感じましたが、この作品の冒頭で語られていた親殺しのパラドックスでトドメを刺すという、タイムスリップであることを活かした解決策は非常に面白かったです。
離別エンドではありながら、切ないというよりかは晴れやかなエンドであったのも良かったですね。
④その他
それなりに期待していましたが、十分に応えてくれました。
評価はA+とさせていただきます。
以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。